こんにちは!
スポーツ栄養士の江原なおみです。
私がアスリートをサポートする際に心掛けていることがあります。
それは、タイトルにもある通り、
「アスリートの拠り所になる」
ことです。
多くのアスリートをサポートさせていただけるようになり思ったことが
アスリートは日々、本当に厳しい練習に励んでいること。
オフ日も、リフレッシュしつつも頭の片隅には競技のことがあります。
柔道の選手の減量サポートしていた時期は
練習以外でも、減量に結びつく行動とは?とずっと考えてました。
「大丈夫だよ。今日はオフだからリフレッシュしましょう」
と、お伝えをしても、
「これじゃダメなんです。」
と、頑なな選手も多いです。
スポーツ栄養士として何ができるんだろう?
栄養の計算、食事提供、栄養指導、どれも大事なこと。
でも、その中でも、
アスリートがほんの少しでも寄りかかれる、拠り所も必要なのでは?
と感じました。
アスリートが相談しやすい栄養士ってどんなんだろう?
ホッとできる「本当の」タイミングはいつだろう?
そんなことを考えていると、
「拠り所」
「寄れるトロコ」
フラッとカフェに入る感覚で頼ってもらえる人になることも大切かな?と思いました。
実際のサポートでも、よっぽどのことがない限り、
「ダメ」
という言葉を使わないようにしています。
必死で考えているであろう食事内容に「ダメ」と言われたら、話聞きたくなくなっちゃうよな・・・と。(私はダメ言われたら拗ねちゃうかもしれない。笑)
なので、現在の食事の内容をとっている理由や生活状況、アスリートの栄養情報の入手方法などをヒアリングして、提案をするようにしています。
実際アスリートからは、
「本当にダメな時以外は、話しを受け止めてくれる。最初から否定しないから伝えられる」
と、言ってもらえるような関係性になりました!
否定しないことが「正解」というわけではありません。
アスリートの性格や状況によってはハッキリ伝えることが良い場合もあります。
アスリートだけど、競技を離れれば一人の人間。
アスリートだから心は強い!
ではなくて、、、
そのアスリートがどんな思いで、なぜそうしたのか?を丁寧にきくことが大切だと思ってます。
【拠り所】
さて、本日もアスリートのために江原動きます(^^)
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